今回は3月〜5月シーズンに気をつけたい汚れ。
というテーマでお送りしたいと思います。
この時期に気をつけたい汚れは2つ。
1花粉
2黄砂
1花粉について
3月〜5月にかけては、車のボディ、窓ガラス上に黄色やオレンジ色の粉のような物質が付着します。触ると粘りがあり、ガラスなどで広げると「少し油分」が含まれているようなの伸びがあります。
花粉を放置すると起こる問題
花粉は、乾いた状態であればダメージは起こらないのですが
水分と合わさる事で酸性物質となり塗装面を変形させるダメージになってしまいます。
対策
「雨の日の前に洗車をする」
理想は花粉で被った状態で雨や露によって濡れて完全に乾く前に洗車をすることですが。なかなか、タイミングを合わせるのが難しいと思います。
おすすめは雨の降る前の「期間」に洗車。
今日は、土曜日。来週の水曜日に雨が降る事が予報されていれば、今日、明日、明後日、明明後日の4日のうちに1回洗えたらOKということになります。
この洗車の目的は一時的にキレイにするという事ではなく「汚れの総量を減らす事で、濡れた時に起こるダメージを最小化する」事を目的にしています。
4日間の中でも雨の降る前日に洗車をするのが一番良いです。可能であれば、雨の日洗車もあり。
花粉ダメージも一般的な水垢ダメージと同様に
汚れを溜めないで管理する事が重要。花粉自体は、粘りがあるため普段のカーシャンプーを濃ゆめに使用されると良いです。
の場合ですと12Lに対して70ML〜80ML適度希釈して
使用頂けると幸いです。シャンプーの物によっては、洗剤残りがしやすい物もあるので。しっかり濯いでください。
花粉ダメージ対処法
80度以上の熱を加える事で改善できるケースもあります。やり方としては、大判のマイクロファイバーを敷いて熱湯をかけ続ける。
部分的にタオルを敷いて、その上から熱湯をかけて除去具合をみながら実施すると良いです。ボディの上の水が乾いて染みにならないように洗車する事が重要。
ヒートガンによる熱処理。
特殊ガンにより、熱をかけながら処理する方法。DIYではあまりオススメできないので、専門店に相談されるのをオススメしたい。
2黄砂
3月〜5月時期にボディ上に黄色い砂のような付着物として確認できます。花粉と見た目が似ているので、花粉と間違う可能性もあります。
黄砂の注意点2つ。
1粒子が大きいので傷つきやすい。
黄砂と一般的な砂との違いは、黄砂は大きい粒度の砂であること。窓ガラスについた黄砂を指先でぐりぐりすると、粒の大きさを一般的な砂より大きい事を実感頂けると思います。
絶対にしてはいけない事は、黄砂が乗っている状態でボディを擦る行為です。大きい粒の砂をボディに擦り付ける事になるので、深めの傷が入ってしまいます。
対策としては、洗車前の予備洗車を徹底する。可能であれば、高圧洗浄機を利用。無い場合は、タカギのサイクロンでも十分黄砂は落とせる水圧が出せます。
普段のシャワーヘッドをこちらに変えるだけで劇的に洗車がやりやすくなるので。オススメです。
タカギ(Takagi) 散水ノズル タフギアサイクロン 普通ホース フック付き 頑丈 QG559
2水で濡れて乾くと強烈な水垢汚れになるリスク
黄砂の主成分には、シリカ等の無機質成分を一般の砂より多く含有しているため黄砂が積もっている状態で濡れて乾く事で頑固な水垢が汚れがついてしまうリスクがあります。
対策としては、花粉と同様「雨が降る前の期間洗車」が有効。
もし、水垢汚れがついてしまった場合においては、水垢除去剤ですぐに除去する事で洗車では落とせない汚れにする前に対処可能。
この時期は、なかなか厄介な汚れが多いですが
普段、愛車に汚れをためずに洗車をするという基本がやはり大事です。