週2回のワックス、本当に塗装に悪いのか?
こんにちは、ワックスウォッシュの川上です。
「週に2回ワックスを塗っているけれど、リセット方法に迷っている。頻繁に重ね塗りすると塗装に悪いのでは?」
そんなご相談をよくいただきます。
この記事では、この疑問にお答えしながら「塗装を守る正しいケア方法」について解説していきます。
放置が招く塗装劣化のリスク
「塗りすぎは塗装に悪い」と言われることがあります。
しかし実際に怖いのは、“汚れを落とさずにそのまま重ねること”です。
女性のメイクで例えるなら、クレンジングをせずに古いファンデーションの上から新しいものを重ねるイメージです。これでは肌トラブルが起きてしまいますよね。
車も同じで、汚れを放置したままワックスやコーティングを塗り重ねると、確実に塗装はダメージを受けてしまいます。
リセットしてからの重ね塗りは安心
逆に、きちんとリセットしてから新しい層を塗れば、週2回でも3回でも大きな悪影響は出にくいというのが私の見解です。
実際、ガソリンスタンド勤務時代に担当していたお客様で、毎週必ず機械式ワックスをリセットして再施工していた方がいました。白いクラウンに長年乗られていましたが、驚くほど綺麗な状態を保っていたのを覚えています。
つまり大切なのは塗る頻度ではなく、「リセットしてから塗る」という工程を守っているかどうかです。
避けたいリセット方法
「アルカリ洗剤で一気に落とせばいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかしこれは要注意です。
短期的には汚れを落とせても、塗装を白ボケさせたり、シミの原因になるリスクがあります。特に週2回のペースで使えば、アルファードでも1年持たずに真っ白になってしまう危険性があります。
最適なリセット方法
塗装を守りながらリセットするなら、研磨成分を含まない「リアクリーンゼロ」がおすすめです。
ワックスや簡易コーティングをリセットするために開発されたもので、塗装に優しく頻繁に使用しても安心できます。
研磨剤入りのクリーナーも効果的ですが、頻度が多いと心配になる方にはゼロの方が適しています。
まとめ
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問題は「塗りすぎ」ではなく「汚れを放置して重ねること」
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リセットしてから塗れば頻繁でも悪影響は少ない
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アルカリ洗剤の乱用は塗装を急激に痛める原因になる
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塗装を守りながらリセットするならリアクリーンゼロが安心
放置こそが塗装劣化の最大の敵です。
正しいリセットを行えば、頻繁なワックスやコーティングは“塗装を守る力”に変わります。