こんにちは。ワックスウォッシュの川上です。
今日はよくいただく質問、
「硬化型コーティングと簡易コーティング、どっちがいいの?」
というテーマについてお話しします。
硬化型コーティングとは
硬化型コーティングとは、いわゆるセラミックコーティングのようなタイプで、塗ると塗膜が固まり、3年から5年ほど効果が持続すると言われています。
一度施工すれば、
◯ 汚れが付きにくくなる
◯ ツヤが深く長く続きやすい
◯ 防汚性が高い
といったメリットがあります。
ただし、扱いは簡単ではありません。
施工時に拭き残しがあるとムラになり、DIYでは修正できないこともあります。
また、塗装の下地が整っていない中古車では、仕上がりが悪くなるケースもあります。
そして一番大事なのは、「長持ち=放置しても大丈夫」ではないということです。
どんなに高価なコーティングでも、洗車やメンテナンスを怠れば数年で効果が薄れます。
一度効果を失うと二度と復活できないパターンがほとんどです。
ワックスウォッシュ的には、
硬化型コーティングは「洗車に慣れた上級者向け」や「ガレージ保管で雨の日に乗らない、汚れにくい車両」向けのコーティングだと考えています。
簡易コーティングとは
簡易コーティングは、スプレーして拭き上げるだけで施工できる手軽なタイプです。
持続期間は3ヶ月から半年ほど。
メリットは、
◯ 誰でも簡単に使える
◯ ムラになっても自分で修正できる
◯ 手軽にツヤと撥水を体感できる
という点です。
特に初心者の方や、洗車をあまり頻繁にできない人に向いています。
デメリットは効果の持続が短いことですが、定期的に洗車を行う人であれば、こまめに塗り直すことで十分に美しさを保てます。
コーティング選びで本当に大切なこと
多くの人は「高いコーティングをすれば車が守られる」と思いがちですが、実際には“洗車を続けられるかどうか”の方がずっと大切です。
私がこれまで多くの新車オーナーさんを見てきた中で、1年以上こまめに洗車を続けられる人は全体の1割ほどでした。
新車を買った時は気持ちも高まり、「なんでもできる!」と思う人は多いですが、実際は仕事や家庭の事情があり、洗車を継続できない方がほとんどです。
だからこそ、最初から硬化型を選ぶよりも、まずは簡易コーティングで洗車の習慣をつける。
そして2〜3年経って、自分なりの洗車スタイルが身についた段階で硬化型コーティングを検討するのがベストだと考えています。
まとめ
どれだけ優れたコーティングでも、洗車を怠れば効果は台無しになります。
一度効果がなくなってしまうと、復活させることはできません。
車の美しさは、高いコーティングではなく「続ける習慣」で決まります。
無理のないペースで、自分に合ったケアを始めていきましょう。
コーティングの選び方や、現在迷っているという方は
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あなたのカーケアに合った最適な方法を一緒に考えましょう。