量販店の水垢クリーナーで車がボロボロに|正しい対処法とNG行動

量販店の水垢クリーナーで車がボロボロに|正しい対処法とNG行動

こんにちは。WaxWashの川上です。

今回は、水垢に対する正しい対処方法と、量販店で売られているクリーナーの落とし穴についてお伝えします。

実際にあった失敗事例

昨日、洗車でご入庫いただいたお車がまさにそのケースでした。

車を譲ってもらったところ水垢がひどかったので、量販店に置いてある「よく落ちる」と書かれた中くらいの価格の水垢クリーナーを買って試したそうです。

結果は——水垢が落ちないばかりか、使う前よりもかなり状態がひどくなってしまいました。

自分ではどうしようもなくなり、「きれいにしてほしい」というご依頼をいただきました。

水垢を落とすなら「酸性」を使ってください

まずはじめにお伝えしたいのは、水が乾いたような跡(スケール)を落とすなら、アルカリ性ではなく酸性を使ってくださいということです。

「酸性」と聞くと、塗装が溶ける・車にとって危ないというイメージがあると思います。

しかし、実際に洗車の現場で起きている塗装ダメージの多くは、酸性よりも圧倒的にアルカリ性による失敗の方が多いのが現実です。

アルカリ洗浄剤の何が問題なのか

アルカリの問題点は、使い方を間違っていなくても、艶がなくなる・傷だらけになるリスクがあるということです。

私が実際に使ってみて感じたのは、アルカリ洗浄剤の洗浄プロセスは次のような仕組みだということです。

塗装表面を柔らかくする、または荒らして、タオルでこすった時に水垢が落ちやすくなるような塗装状態を作り出している。

なぜそう感じるかというと——

使った後、塗装面はかなりタオルが引っかかり、表面が荒れていると感じます。また、使用前と使用後では塗装の色ツヤがなくなり、真っ白くなってしまうことがかなりあります。

SNSでは「水垢がよく落ちる」「リスクがほとんどない」という感じで紹介されていることが多いですが、再生数を目的とした発信であり、正しい情報が伝えられていないことが多いのが実情です。

実際に弊社には、こうした水垢クリーナーを使った結果、撥水がなくなった・コーティングやワックスが剥げてしまった・傷だらけになった・艶がなくなった、というご相談を度々いただいております。

量販店で買える比較的安全な酸性クリーナー

量販店で買えるもので言うと、コメリさんのCRUZARD 水アカ汚れ シブ・アク洗浄剤は、量販店の強アルカリクリーナーに比べて圧倒的に安全です。

ただし、洗剤成分が多く入っているので、屋根などに使用する際に垂れた酸性の洗剤がガラスについてしまうとリスクが伴います。

クルザード 水アカ汚れシブ・アク洗浄剤

おすすめはスケール除去剤A06

個人的に強くおすすめしたいのが、水垢を落とすならスケール除去剤A06です。

A06なら水で流す必要もなく、拭き上げるだけで簡単に水垢を落とすことができます。

絶対に車を傷つけたくない川上が洗車の現場で常に使っている水垢落とし剤です

スケール除去剤A06

もし強アルカリ系クリーナーを使ってしまったら

現在、強アルカリ系のクリーナーを使用している方は、全体的に真っ白くなってしまっている可能性があります。

その場合は、弊社のクリーナー「リアクリーン」を使用することで塗装状態の改善が見込めます。

もし酸性を使うのも怖いのであれば、アルカリ洗浄剤ではなく、リアクリーンのような微粒子入りのクリーナーを使うことをおすすめします。

リアクリーン

アルカリ洗浄剤の正しい使い方

誤解のないように補足すると、アルカリ洗浄剤自体が悪いわけではありません。扱い方が非常に難しくリスクが高い製品という事。

アルカリ洗浄剤は、ボディ全体に使うのではなく、ピンポイントで使うものです。ホイール・タイヤ、ドアの内側など、油汚れの強い箇所にアルカリを使います。ボディ全体に噴霧するというのはプロの現場ではやりません。リスクがかなり高いからです。

これからの季節、特に注意してほしいこと

これから夏に向けて、クリーナーやシャンプーがかなり強く働きやすい季節になります。夏場は車の表面温度が上がるので、できるだけリスクの少ない洗車方法で管理していただくのが理想です。

水垢には酸性。これが一番安全です。覚えておいてください。

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