「新車を納車したら、まず磨いてコーティング」
これは多くの人にとって当たり前の選択かもしれません。
ですが洗車の現場に立ち続けてきた立場から見ると、
特別な理由がない限り、新車で研磨は必要ない
というのが正直な考えです。
むしろ
新車のうちはお金をかけない方が、長期的にキレイを維持しやすい
と感じるケースも少なくありません。
新車の塗装には最初から良い状態がある
新車の塗装は
塗装後に高温で焼き付けられることで
表面に薄くて硬い膜が形成されています。
この状態があることで
● 洗車キズが入りにくい
● 汚れが固着しにくい
新車ならではのコンディションが保たれています。
言い換えると
新車はすでに完成度の高い状態で納車されている
ということです。
研磨はこの良い状態を削る行為でもある
研磨は塗装を整える有効な手段ですが、
同時にこの薄くて硬い膜を
薄くする、もしくは失う方向にも働きます。
小さなキズを消して
一時的にツヤが増えたとしても、
1年後、2年後の管理が
難しくなるケースも珍しくありません。
「キレイにするための研磨」が
結果として
キレイを維持しにくくする
という逆転が起きることもあります。
研磨が必要なケースもある
もちろん
すべての新車で研磨が不要というわけではありません。
例えば
● 塗装状態に明確な不満がある
● モヤや肌荒れを理解した上で改善したい
● 研磨する目的が自分の中ではっきりしている
こうした理由がある場合は
研磨は十分に意味のある選択です。
ただ
新車に入っているごく小さなキズを消すために
高額な研磨を行うことが
本当に費用対効果として適切かどうかは
一度立ち止まって考えても良い部分だと思います。
おすすめしている考え方
洗車屋としておすすめしているのは
次のような流れです。
● 新車のうちは削らず洗車で管理
● 数年後に研磨で一度リセット
どれだけ丁寧に洗車していても
時間とともにキズや汚れは蓄積します。
そのタイミングで研磨を行えば
新車以上にキレイな状態に戻ることもあります。
研磨は
最初にやるものではなく、使うタイミングを選ぶもの
そう考えています。
まとめ
新車をキレイに保つために
必ずしも最初から
高額な研磨やコーティングが必要とは限りません。
新車だからこそ
● 削らない
● 洗車で管理する
この選択が
数年後のキレイにつながることもあります。
動画では
この考え方について
より具体的にお話ししています。
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