「洗車はしたのに、仕上がりが物足りない…」
そんなときに活躍するのがクイックディテーラーです。
クイックディテーラーは、通常の洗車では落としきれない軽い汚れや水垢を、簡易的に除去してくれる補助剤。
本記事では、プロが正しい使い方・効果的なタイミング・おすすめ製品を詳しく解説します。
クイックディテーラーとは?
クイックディテーラーは、洗車直後の拭き上げ時に使用し、
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軽い水垢や油膜の除去
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艶出し
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撥水や保護効果(製品による)
を同時に行えるケミカルです。
あくまで本格的な汚れ落としと汚れ落としの間をつなぐ存在であり、全ての汚れを落とす“万能クリーナー”ではありません。
クイックディテーラーの効果
軽い汚れ落とし
洗車だけでは取り切れない薄い水垢や油膜を、簡単な作業で除去できます。
艶と光沢の向上
拭き上げと同時に塗装面の艶が増し、見た目の印象がアップします。
撥水・保護効果
一部製品にはコーティング成分が含まれており、汚れや水垢の再付着を軽減します。
クイックディテーラーを使うタイミング
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時間がなくて本格メンテができない時
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洗車後の仕上げをワンランク上げたい時
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次のしっかりした汚れ落としまでのつなぎとして
クイックディテーラーの限界
水垢には複数種類があり、クイックディテーラーで落とせるのはそのうち1〜2種類。
こびりついた頑固な水垢やスケールは、専用の除去剤でのメンテナンスが必要です。
クイックディテーラーの正しい使い方
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洗車後、きれいなマイクロファイバータオルを用意
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タオルに直接2〜3プッシュスプレー(パネルに直接はムラの原因になる場合あり)
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小さな面ごとに優しく拭き、乾いた面で仕上げ拭き
ポイント:炎天下やボディが熱い状態では使用を避け、ムラを防ぎましょう。
プロおすすめのクイックディテーラー2選
1. Sam’s Detailing Exterior Detailer(施工性重視)
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黒系ボディでもムラになりにくい
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屋外でもギラつきにくく、初心者でも扱いやすい
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施工性が高く、日常の“ひと拭き”ケアに最適
2. Koch-Chemie Finish Spray Exterior(FSE)(洗浄力重視)
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軽度の水垢除去に優れる
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施工性はやや落ちるが、汚れ落とし効果は高め
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水アカの予防と簡易メンテを両立したい方におすすめ
まとめ
車を長く綺麗に保つためのポイントは以下の2つです。
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こまめな洗車
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洗車でも落とせない汚れを定期的に落とす
クイックディテーラーは、この2つをつなぐ“日常ケアの要”とも言える存在。
洗車後の拭き上げに加えるだけで、仕上がりの艶・清潔感が大きく変わります。