洗車傷を防ぐ!大きいタオルで安全に拭く「プロおすすめの順番」完全ガイド

洗車傷を防ぐ!大きいタオルで安全に拭く「プロおすすめの順番」完全ガイド

こんにちは。ワックスウォッシュの川上です。
今回は「大きい洗車タオル(ドライタオル)で傷をつけずに安全に拭き上げる方法」についてお話しします。

最近では大判のドライタオルを使う方が増えていますが、
「乾いたままボディを拭いても大丈夫?」という質問をよくいただきます。

結論から言うと、使い方と拭く順番を守れば安全に拭けます。
以下で、実際の現場でも行っている安全な拭き上げの順番とポイントを詳しく解説します。


✅拭き上げのおすすめ順番

下の画像の通り、僕が現場で実践している順番は以下のとおりです。

1️⃣ フロントガラス
2️⃣ 運転席側のサイドガラス
3️⃣ 助手席側のサイドガラス
4️⃣ リアガラス
5️⃣ 屋根(ルーフ)
6️⃣ ボンネット
7️⃣ 左右の側面
8️⃣ リアバンパー
9️⃣ フロントバンパー


🪞ガラスから始める理由

ガラスは塗装面よりも圧倒的に硬い素材。
仮に砂などが少し残っていても、ガラスは傷つきにくいんです。

そのため、最初にガラスを拭くことでタオルを軽く湿らせることができ、
その後の塗装面をより安全に拭ける状態をつくることができます。


☀️次は屋根とボンネットへ

ガラスの次は屋根を拭きます。理由は2つあります。

● 万が一傷がついても一番目立ちにくい位置
● 太陽に近く、最も乾きやすい場所

屋根のあとはボンネット、そして側面へと進みましょう。
この時点でタオルがほどよく湿っており、吸水力が安定しています。


🐞最後はバンパーまわり

フロント・リアバンパーは、虫の死骸や泥などの硬い汚れが残りやすい部分です。
ここを先に拭くと、タオルでそれを引きずって傷の原因になります。

そのため、一番最後に拭き上げるのが安全です。


💡さらに安全に拭くコツ

「順番なんて面倒!」という方は、
“乗せて・持ち上げる”拭き方を意識してください。

タオルをポンと置いて水を吸わせ、
そのまま引きずらずに持ち上げる「押し拭き」スタイルです。

これだけでも摩擦傷を大きく減らせます。


🧺タオルの寿命にも注意!

もしタオルがゴワついたり、水を弾くようになったら、
吸水力が落ちているサインです。

そのまま使うと水滴を引きずり、逆に傷の原因になることも。
● 約1年使用したら新しいタオルに交換
● 水を吸わなくなったら即チェンジ

これを目安にしておくと安心です。


📩まとめ

● 拭き上げは「硬い部分 → 柔らかい部分」へ
● タオルは“湿らせて使う”ことで摩擦を軽減
● 「押し拭き」で引きずらない
● 吸水しなくなったら早めに買い替え

この4つを意識するだけで、
“拭き傷”を防ぎながら愛車を安全に乾かすことができます。


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