最近、SNS上で未塗装樹脂の劣化についての話題を目にすることがありました。
そこで今回は、未塗装樹脂がなぜ白っぽくなってしまうのかについて、洗車の現場から見たワックスウォッシュの考えをまとめてみたいと思います。
未塗装樹脂が白くなる主な要因
未塗装樹脂が白く見えてしまう要因は、
大きく分けて次の2つだと考えています。
1.水由来の汚れ(特に水垢)
雨や洗車後の水分が乾くことで残る水垢は、
未塗装樹脂にとって大きな負担になります。
この水垢が少しずつ蓄積していくことで、
樹脂は早い段階で白っぽく見えてきます。
新品〜初期状態のうちであれば、
定期的に水垢除去を行うことで、
白化が進むスピードを遅らせることは可能です。
ただし、水垢対策だけで
白化を完全に防ぐことはできません。
2.紫外線と熱による劣化
洗車の現場で特に強く感じるのが、
紫外線による影響です。
屋外駐車の車と、ガレージ保管の車を比べると、
明らかにガレージ保管の車の方が、未塗装樹脂の状態が良い
というケースを多く見てきました。
中には、5年経ってもほとんど劣化が感じられず、
新品に近い状態を保っている車もあります。
これは、汚れだけでは説明がつきません。
紫外線や熱の影響によって、
-
樹脂表面そのものが劣化する
-
内部に含まれている油分が、熱の影響で徐々に抜けてしまう
こうした要因が重なり、
未塗装樹脂は白っぽく見えていると考えるのが自然です。
室内のダッシュボードが色褪せる現象も、
同じような理由だと捉えています。
劣化は止められない、という前提
ここで大切なのは、
未塗装樹脂の劣化は止めることができない
という事実を受け止めることです。
考え方としては、人間のアンチエイジングに近いと思っています。
-
できるだけ劣化を遅らせる
-
悪くなってしまった部分は復元する
この2つを分けて考えることが、現実的な管理方法です。
ドライアイス洗浄で黒く戻る理由
ドライアイス洗浄などで、
未塗装樹脂が黒くキレイに戻るケースがあります。
これは、
傷んでしまった表面を取り除き、
比較的状態の良い層を表に出している、
表面クリーニングによる効果だと解釈しています。
専用の高価な機材をお持ちの業者様であれば、
そういった方法を使うのは非常に合理的だと思います。
一般ユーザーにとっての現実的な方法
ただ、我々のように洗車を生業としている現場であっても、
ドライアイス洗浄のような設備を
常に使えるわけではありません。
ましてや、
一般のエンドユーザーの方が
そういった高価な機材を持っているケースは、
ほとんどないのが現実です。
そこでワックスウォッシュでは、
同じ考え方を、より現実的な方法に落とし込んでお伝えしています。
それが、
クリーナーを使った表面クリーニングという方法です。
高価な機材がなくても、
劣化した未塗装樹脂の表面を適切に整えることで、
見た目を大きく改善することは可能です。
まとめ
未塗装樹脂のケアは、
-
新品状態のうちは
水垢除去とやさしい保護で、劣化の進行をできるだけ遅らせる -
それでも防げない劣化が出てきたら
表面をクリーニングして整える
「特別な設備がないとキレイにできない」
という話ではありません。
今ある環境で、無理なく続けられる方法を選ぶこと。
それが、未塗装樹脂と長く付き合っていくための、
一番現実的な考え方だとワックスウォッシュは考えています。
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