コーティング、塗りっぱなしにしていませんか?
ワックスウォッシュの川上です。
「最強のコーティングを教えてください」
このご質問、今でも本当に多くいただきます。
ですが、最強のコーティングだから綺麗を維持しやすいとか、最弱のコーティングだから綺麗を維持できないとか、そういうことは全くありません。
大事なのは、塗った後にどう管理するか。
磨きをする・しないよりも、塗った後の管理の方がはるかに重要です。
コーティング管理の2つの方法
コーティングを塗った後の管理方法は大きく2つあります。
1. コーティングの上に汚れを溜めないように洗車する 汚れがついてしまったら、コーティングの上の汚れを落とす。日常の洗車で対処する方法です。
2. コーティング自体を入れ替える(リセット) 定期的にコーティングを落として、塗り直す方法です。
僕が特に推奨しているのは、2つ目の「定期的なリセット」です。
なぜ定期的なリセットが重要なのか
理由はシンプルです。
コーティングを落とすついでに、普段の洗車では落ちない汚れも一緒に落とさざるを得ないからです。
コーティングの被膜を入れ替えるという工程が、頑固な汚れを落とす工程を強制的に発生させてくれるんです。
逆に、コーティングを維持したまま、できるだけ毀損したくないという縛りが入ると、車のケアは詰みます。
「汚れ落とし剤を使いたいんだけど使えない」という状況になり、結局シャンプー洗車+αくらいの付け焼き刃的なケアしかできなくなる。長期的に見たら、必ず車の状態は悪くなります。
守るべきはコーティングではなく「塗装」
ここで大事なことをお伝えします。
1番大事なのは、コーティングではなくあなたの車の塗装です。
これはコーティング業者さんのコーティングに価値がないと言っているわけではありません。優先順位の話です。
コーティング業者さんが施工したコーティングにも価値がある。でも最優先は、あなたの車の塗装を守ること。
塗装のためにこそ、定期的なコーティングのリセットが重要なのです。
コーティングを2種類に分けて考える
コーティングのリセット方法を解説するにあたって、コーティングを2種類に分けました。
① 固まらないタイプ(簡易コート) 量販店やオートバックス、イエローハット、コメリなどで売られているワックスや簡易コーティング。
② 固まるタイプ(硬化型コート) プロに施工してもらったコーティング、ディーラーコーティング、ガソスタコーティング、市販のスプレータイプでも硬化するもの。半年〜1年、2年、3年持つと言われているタイプです。
① 簡易コートのリセット方法
簡易コートやワックスを剥がしたい場合は、リアクリーンゼロがおすすめです。
リアクリーンゼロは研磨粒子を使わない、溶剤タイプのクリーナーです。塗装を削ることなく、コーティングやワックスをすっきり落とすことができます。
「リアクリーンゼロっていつ使えばいいの?」というご質問もよくいただきますが、今の車の状態に不満はないけど、とにかくコーティングやワックスを一度剥がしてすっきりさせたい。そんな時に使っていただくのがベストです。
② 硬化型コーティングのリセット方法
多くの方が気になるのはこちらだと思います。
プロ施工、ディーラー施工、ガソリンスタンド施工、市販の硬化型コーティング。これらを落としたい場合、どうするか。
結論から言うと、スケール除去 → クリーナー(リアクリーン)の順番でやれば、洗車で手軽にリセット可能です。
なぜスケール除去が先なのか
ここが非常に重要なポイントです。
車の塗装面の上にコーティングが塗ってある。そのコーティングを剥がすのは主にクリーナー(リアクリーン)の役割です。
しかし、スケール除去を先にやらないと、水垢の膜がクリーナーの邪魔をして、コーティングに届かないんです。
なぜ水垢が邪魔するのか。
水垢は、実はものすごく硬いんです。
僕は今まで様々なコーティング車を見てきましたが、水垢がたっぷり積もっている車のそれを落とした時に「ほとんど(コーティングが剥がれたことに)気づかない」というケースをたくさん見てきました。
つまり水垢の膜は分厚くて硬い。これを削って落とそうとしてもなかなか削れないので、非効率です。
だからこそ、水垢には水垢用の除去剤を、コーティングにはクリーナーをと、それぞれ適した方法で対処するのが効率的です。
手順:
- スケール除去剤で水垢を先に落とす
- リアクリーン等のクリーナーでコーティングを剥がす
この2ステップで、水の弾きが新車時と変わらない状態(疎水状態)になります。
おすすめのスケール除去剤はスケール除去剤A06
「完全に落ちてないのでは?」という疑問について
コーティング業者さんから「この方法じゃ絶対落ちない」と言われることもあります。
でも僕の経験上、この組み合わせでどんなコーティングをやっても、水弾きが新車時と変わらない状態になるんです。
水がさーっと引くような疎水状態になれば、仮に微量のコーティング成分が残っていたとしても、もうないものと考えて問題ありません。
新しい簡易コーティングでも、硬化型コーティングでも、お好きなものを塗り直していただければ大丈夫です。
もちろん「ガチガチに100%絶対リセットしたい」という方は、ポリッシャーで磨くなどの方法もありますが、僕にご質問いただく方のほとんどは機械を持っていないし、塗装を削るのが怖い方だと思います。
見た目上リセットできていて、元のコーティング機能のほとんどが取れていればいい。そんな方には、スケール除去+リアクリーンの組み合わせが最適解です。
リアクリーンゼロでは硬化型は落とせない
注意点が1つあります。
リアクリーンゼロは研磨粒子が入っていないため、硬化型コーティングを削り落とすことができません。
硬化型コーティングは塗装面に固着しているので、それを物理的に削って落とす必要があります。リアクリーンゼロは簡易コート・ワックス向け、リアクリーンは硬化型コーティング向けと覚えていただければ大丈夫です。
まとめ
- 最強のコーティングを探すより、塗った後の管理が大事
- 守るべきはコーティングではなく塗装。優先順位を間違えない
- 簡易コートのリセット → リアクリーンゼロ
- 硬化型コーティングのリセット → スケール除去 + リアクリーン
- スケール除去を先にやることで、クリーナーがコーティングに届く
- 親水状態に戻ればリセット完了と考えてOK
定期的なリセットで、あなたの車の塗装を守ってください。
動画で詳しく解説しています
今回の内容は動画でも詳しく解説しています。実際の作業イメージも掴めるので、ぜひご覧ください。
今回紹介した商品
リアクリーン(超低研磨ボディクリーナー) 硬化型コーティングのリセットに。 (記事の下記から直接カートに入れることができます)
リアクリーンゼロ(研磨粒子なしクリーナー) 簡易コート・ワックスのリセットに。
Hodoyoku(弱アルカリ性クリーナー)※新商品 発売以来ご好評いただいています。
500mlが売れると思っていたのですが、なぜか4リットルの方が多く出ています。お試しではなく、川上が出すならということで期待していただいているのだと思います。本当にありがとうございます。その期待に応えられる製品に仕上がっていますので、ぜひ使ってみてください。
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