知らずに使うと危険な洗車用品3選|夏の洗車ケミカル注意点

 

こんにちは!洗車専門店ワックスウォッシュの川上です。

夏は、洗車用品の失敗が一年でいちばん起きやすい季節です。
理由は、気温が高くて薬剤がすぐ乾いてしまうこと。そして、ボディ温度が上がることで、洗車ケミカルが想定以上に強く働きすぎてしまう可能性があるからです。

今回は、普通に売られているのに、性質を知らずに使うと車を傷めてしまう洗車用品を3つ紹介します。

① 虫落とし剤 ― 大事なのは「液性」の確認

「よく落ちる」とされる虫落とし剤は、アルカリ性であることが多いです。虫はよく落ちますが、その強さは塗装にもダメージになります。

↓この写真が、その一例です。


アルカリ性の薬剤が塗装に残したシミの一例

使い方を間違えなくても、写真のようなシミができてしまう虫落とし剤もあります。特にアルカリ性は注意が必要です。屋外洗車の炎天下だと、さらにダメージの度合いはキツくなりやすいです。

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これから使うなら

  • できれば中性に近いものを選ぶ
  • 使う前に、目立たない場所で小さくテストする
  • 虫が付いた部分だけに使い、放置せずすぐ洗い流す
  • スケール除去剤でさくっと落とす
  • 不安な場合はリアクリーンゼロを塗り込んでつけ置きすると、汚れが柔らかくなり、虫汚れの対処が容易になります

② 窓ガラス用コーティング剤 ― ボディに付くと戻らない

ガラス用コーティング剤は、酸性であることが多いです。ボディに付いたまま拭き取らなかったり、施工中に液が飛んでそのまま乾いたりすると、塗装が陥没したような跡になり、元に戻せなくなることがあります。

夏は「雨をはじきたい」で施工する人が増える時期。高温だと固着も早いので要注意です。

使うときは

  • ボディの上では施工しない(必ずガラスの上だけで)
  • ボディに付いたら、すぐ・必ず拭き取る

③ 高圧洗浄機 ― 「水だから安全」がいちばん危ない

これが一番、意外かもしれません。高圧洗浄機は水を使う道具なので安全なイメージがありますが、実際は手に当てれば大怪我をするレベルの破壊力があります。

私自身、塗装の浮きに気づかず当てて、塗装がめくれた失敗があります。

また、ガソリンスタンド時代には、古いBMWのグリルに業務用の高圧を当てて奥のファンを割り、弁償したことも。

父も、ノズル交換中に誤ってトリガーを握り、指を切って病院に行きました。

夏は洗車回数が増えて出番も一番多くなり、暑くて気持ちいい分、つい油断しがちです。

使うときは

  • 使う前に、塗装のめくれや欠けがないかチェックする
  • 最低でも30cm以上は離す
  • 近くで使うなら局所的に、チッピング(飛び石傷)を確認してから
  • ノズルの先が交換できる場合は、噴射範囲が広いものを使いましょう

まとめ

3つに共通するのは、便利さの裏にある性質を知らずに使っていることです。

  • 虫落とし剤 → アルカリ性
  • ガラスコート → 酸性
  • 高圧洗浄機 → 水圧

使う前に一度だけ、「これは何で汚れを落としているんだろう?」と考えてみてください。それだけで、防げる失敗はぐっと減ります。

それでは、また次回。

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